CyberLink PowerDirector 13 ビデオ編集・オーサリングソフトの決定版!

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 サイバーリンクよりPowerDirectorシリーズの最新版“13”が発売になります。
 パッケージ版は2014/10/10発売予定ですが、CyberLinkのサイトではダウンロード版がすでに発売になっているので、購入してメニュー付きブルーレイディスクを1枚作ってみました。
 今回は詳細レビューということで、動画を交えて紹介していきます。

 
  色々な機能や使い方についてはサイバーリンクのサイトにチュートリアルビデオがたくさんありますので、その辺のところは省略します。

 こちらで取り上げるのはズバリ使い勝手です。
※一般ユーザーとして使いやすいのか使いにくのか?
※ちゃんと動画が取り込めるのかどうか?
※操作は軽快かどうか?
※不具合で落ちたり固まったりすることは無いのか?
※メニュー付きディスクを作る時の状況はどうか?
※そして最後に、1番気になるところであるディスクの書き込みで失敗せず、ちゃんと完成までたどり着けるのかということです。

 ビデオ編集・オーサリングソフトは比較的高価な為、「買いました・でも動きません・焼けません」では困るので、ちゃんと動作するのかということが重要になってきます。

 私はビデオ編集が趣味なので、(と言ってもあくまでもホームユースで家族のイベントなどのビデオディスクを作るだけですが)今まで数多くのビデオ編集ソフトを試してみました。
 7割以上は実際に購入していますし、体験版を使ってみたものもあります。
 主だったものをあげると
Corel VideoStudio X5とX6 (Uleadの時代のバージョンも使った事あり)
TMPGEnc Video Mastering
PINNACLE Studio
SONY MOVIE STUDIO
Adobe Premiere Elements
グラスバレー EDIUS Neo ・・・・・・

 多くのビデオ編集ソフトの中で最も多くのバージョンを購入したのがサイバーリンクのPowerDirectorシリーズです!

 機能の多さと、考えずに使えるユーザーインターフェースが気に入り、PowerDirector 4 からずっとこのシリーズを使い続けてきましたが、「業界初!ネイティブに64bit対応」を謳ったPowerDirector 9 Ultra64が使い物になりませんでした。
 スタンダード画質のMotionJpegは扱えますが、AVCHDはまず無理です。
 タイムラインに置くどころか、メディアライブラリーに動画ファイルをインポートすることさえできません。500MB程度のAVCHDファイルを10個くらいまとめてインポートしようとすると、その時点でアプリが動作を停止して落ちてしまいます。
 その時は30日間の返品保証を使い、返金してもらいました。
 その後、ver.10も体験版を使ってみましたが、やはり“落ちる・固まるは当たり前”だったので離れていました。

 そのため、仕方なく安定性が売りのEDIUS NeoやCorel VideoStudioを使っていたのですが、インターフェースが分かりづらかったり、いちいちチュートリアルを見なければ解らない難しい言葉を使っていたり、ディスクメニューのテンプレートが貧弱だったりと使い難さを感じていました。
※あくまでも個人の感想です。もちろんサイバーリンクを含めて全てのソフトに長所・短所また使う側との相性もあります。

 そんな折、PowerDirector 13 が出たということで体験版を使ってみたところ、実に軽快でディスクの作成までスムーズにできたので、即、購入を決めました。

 それではここからがPowerDirector 13のレビューです!

 まず、起動時の動作です。

 アイコンをダブルクリックしてから、作業画面が開くまで一瞬です。
 以前のバージョンに限らず、他社製でもビデオ編集ソフトは起動ロゴで5~10秒待たされるのは当たり前と思っていました。アニメーションだったり、リングがグルグル回っていたりイライラしたものですが、PowerDirector 13では上の動画でもわかるように起動ロゴの表示を見落とすくらい一瞬です。

 次に、予めパソコンに取り込んだ動画をメディアライブラリにインポートしてみます。

 インポートしたファイルはフルHDのAVCHDとスタンダード画質720×480のQuickTime形式を取り混ぜて119個、合わせて12.1GBをいっぺんに取り込んでいますので、さすがにそれなりの時間はかかっていますが、動作を停止することもソフト自体が落ちることもなく安定しています。

 次にメディアライブラリの動画をタイムラインに配置します。

 次にトリミング

 クリップの前でも後ろでも、つまんで自由にグリグリできます。
 “9”以前ではこのような操作でも、よく落ちたり固まったりしました。
 また、トリミング後の動作も、「トリミングのみ」してその場所を空白にしておくのか「トリミングしてクリップを移動する」で後ろの動画を詰めるのか、ポップアップをクリックするだけで選択できます。
トリミング_R

 次にトランジションの挿入です。

 トランジションの数は130超と私が今まで使ったビデオ編集ソフトの中では最多です。
 その上、トランジションデザイナーという新たな機能で、自分で写真や画像を使ったオリジナルのトランジションを作成することもできます。
 そのトランジションの挿入も、前のクリップの後ろに入れるのか トランジション1
後ろのクリップの頭に入れるのか トランジション3
 また、前後のクリップの中間に入れるのかドラッグだけで操作できます。 トランジション2  中間に入れた場合は、自動的に音声もクロスフェードされます。

 特殊エフェクトの設定やチャプターの操作など色々ありますが、軽快に動く事が確認できたので、ここでは取り上げずチュートリアルに任せます。

 “使える”ディスクメニューも豊富で、別のテーマが欲しければディレクターゾーンから無料ダウンロードして使うことができます。
 もちろん、メニューを自分でカスタマイズして作ることもできます。
ディスクメニュー_R

 そして最後に、レンダリングや書き込みが成功するかが気になるところです。
 編集までうまく行っても、最終のディスク作成でエラーになるソフトを多数経験していて、1枚100円前後のブルーレイメディアを通算20枚以上は無駄にしています。

 設定は、後でコピーを作ることも考えて、「ディスクイメージとして保存」にもチェックを入れたので、書き込みの時間が多くかかっています。
 必要なければ「ディスクへ書き込む」だけでも大丈夫です。
書き込み設定
 最終的にかかった時間です。(もちろん作業時間は含まず、レンダリングと書き込みに要した時間です)
 フルHDとスタンダードが混在した119個の動画ファイル1:44:45ぶんを多数箇所トリミングして、ほぼ全てのクリップ間にトランジションを挿入し、10個ほどのタイトル(テロップ)を入れて、1:25:28の動画に仕上げフルHDで出力するよう設定、なおかつメニューのサムネイル中の動画も動いているモーションサムネイルを設定した結果、ディスクができるまでの所要時間が1:56:51でした。
書き込み
「オーサリング進行状況」のバーが1回100%まで行くのに1時間弱、0%に戻って2回目に100%まで行って約1時間半、その後、書き込み進行状況が100%になって1:56:51で終了となりました。
 前述の通り、「ディスクイメージとして保存」にもチェックを入れたので、「オーサリング進行状況」を2回繰り返しましたが、ディスクへの書き込みだけなら30分以上速く終わったと思われます。

 因みに、メーカーの製品紹介ページでは、「マルチ GPGPUに対応していて、パソコンにオンボードと追加搭載した VGA カードが内蔵さている場合、両方を使って動画のレンダリング処理を行えます」と書いてあるのですが、ハードウェアアクセラレーションの項目でチェックを入れているのにハードウェアアクセラレーション監視ソフトで見た限りではVGAカードのGPUが少し使われているだけで、オンボードGPUが使われている形跡は全くなく、殆どがCPUのみでレンダリングしていました。
cpu
 このへんだけは改善の余地がありそうです。

 最後になりましたが、参考にウチのパソコンの環境を載せておきます。
OS:Windows 7 Ultimate SP1 64bit
PCケース:BitFenix Ronin
マザーボード:ASUS Z97-PRO
CPU:intel Core i7-4790K
CPUクーラー:Scythe阿修羅
メモリ:Corsair CMZ8GX3M2A1600C9B×2 合計16GB
グラフィックスボード:MSI N660GTX Twin Frozr III OC
システム用SSD:Crucial m4 CT128M4SSD2
ビデオ編集用SSD:intel SSDSA2MH080G2C1
データ用HDD:WesternDigital WD30EZRX
バックアップ用HDD:WesternDigital WD20EARS
バックアップ用HDD:HITACHI Deakstar 0S03357
光学ドライブ:PIONEER BDR-206BK

 因みにサイバーリンクが推奨している動作環境は下記の通りです。
OS
Windows® 8/8.1, 7, Vista (最新のサービスパックを適用して下さい)
モニター解像度
1024 x 768, 16-bit カラー以上
CPU
PowerDirector 13 は MMX/SSE/SSE2/3DNow!/3DNow! Extension/HyperThreading/ Intel AVX2 technology に最適化されています。
AVI : Pentium 4 3.0 Ghz または AMD Athlon 64 X2 以上
標準画質ファイル (MPEG-2) の編集と書き出し: Pentium 4 3.0 Ghz または AMD Athlon 64 X2 以上
高画質ファイル (MPEG-4 , WMV, QuickTime) の編集と書き出し: Pentium 4 3.0 Ghz または AMD Athlon 64 X2 以上
フル HD ( H.264 及び MPEG2 ) の編集と書き出し: Intel® Core™ i5/7 または AMD Phenom II X4
AVCHD 及び BDMV 形式での書き込み: Intel® Core™ 2 Duo E6400 または AMD Phenom II X4
2K/4K/3D 動画の編集: Intel® Core™ i7 または AMD Phenom II X4 以上、64 bit OS で 6 GB 以上のメモリーを使用
メモリー
32-bit OS: 3GB 以上
64-bit OS: 6GB 以上
ハードディスクの空き容量
DVD-Video 形式での記録: 10 GB 以上 (20 GB 以上を推奨)
BDMV, AVCHD 形式での記録: 60 GB (100 GB 以上を推奨)
光学ドライブ
書き込み可能 DVD ドライブ, ブルーレイドライブ
グラフィックカード
1 GB 以上の VRAM
NVIDIA®
GeForce® 8500GT/9800GT 以上
GeForce® GT/GTS/GTX 200/400/500/600 シリーズ
ご注意: NVIDIA® 社製グラフィックカードを搭載のパソコンで、ドライバーが 340.43 以上に更新されている場合、ハードウェア支援技術が利用できなくなります。ハードウェア支援技術を利用する場合 340.43 以前のバージョンに戻してください。
AMD / ATI :
AMD Radeon™ HD グラフィックス: A-シリーズ, E2-シリーズ, C-シリーズ, E-シリーズ, G-シリーズ
AMD Radeon™ HD グラフィックス: HD 7000 シリーズ, HD 6000 シリーズ
ATI Radeon™ HD グラフィックス: 5900 シリーズ, 5800 シリーズ, 5700 シリーズ, 5600 シリーズ, 5500 シリーズ, 5400 シリーズ
ATI FirePro グラフィックス
ATI Mobility Radeon™ HD: 5800 シリーズ, 5700 シリーズ, 5600 シリーズ, 5400 シリーズ
ATI Mobility FirePro: M7820, M5800
インターネット接続
初回起動時のアクティベーション、ユーザー登録、コーデックのアクティベーションに必要となります。

 一応、ウチの環境はメーカー推奨値を上回っています。
 そもそも、編集なんかは面倒くさいという方は、ジャパネットたかたさんで、「パソコン不要でブルーレイディスクに書き込めるビデオカメラのセット」などを買えば良いことですし。

 家庭だとしてもビデオ編集で不要部分をカットして、トランジション(切替効果)を挿入して、テロップ入れてメニュー付きディスクを作ろうと思う人がXPパソコンを使ってはいないでしょうから、今どきの市販のパソコンならメーカー推奨値を満たしていれば十分使えます。
 多少、データの変換や書き込みが遅くなるでしょうけど。

 そして、最後の最後にこのソフトをいったいどこで買えば良いかということです。
 金額的に言えばAmazonなどでパッケージ版を買えば、「乗り換え・アップグレード版」というものがあるので、例えば同じグレードでもメーカーサイトでダウンロード版を買うより4~5千円安く買えます。
 しかし製品の特性上、パッケージ版は「動く・動かない」に関わらず、封を切ったら返品不可となります。
 パッケージ版を買う場合は体験版でディスクの書き込みまで入念にチェックしてから購入しましょう。
 その点、ダウンロード版は30日の返金保証があるので、うまく動作しなければ返品することができます。
 私も実際、“9”の時はこの制度で救われました。

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最後までお読み頂きありがとうございます m(_ _)m

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