以前、ムヒHDとメディクイックHの使い比べについて記事を書きました。
両方とも実に有効で、塗布すればかなり治療の効果があります。
どちらもプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(アンテドラッグステロイド)という、患部では効果を発揮し、体内に吸収されると分解して、低活性の物質にかわるという成分を含んでいます。
弱いとはいえ、ステロイドですので長期連用は避けたいところ。
そこで、かゆみが出ないように予防措置として、シーブリーズが有効か試してみました。
特に空気が乾燥する冬から春にかけてこの症状に悩む方が多いようです。
かく言う私も乾燥肌と頭皮湿疹で“痒い日々”を過ごしています。
頭皮湿疹にも色々な原因があるようで、私の場合は乾燥とストレスによる頭皮湿疹です。
ちなみに、中学生の息子は皮脂過多による頭皮湿疹のようです。
以前も書きましたが、ムヒHD、メディクイックHともにかゆみが出て患部が湿疹でもり上がってきた位なら、かなりの症状改善が望めます。
しかし、掻きむしってジュクジュクしたりかさぶたになったりする頃になると、かなり雑菌も繁殖しているため、塗布薬としてはステロイド系の物、内服薬としては抗生物質と内外両面から治療しないと改善しません。
もちろん、皮膚科医の処方する薬が必要となります。
市販薬を付けるにしても、皮膚科医にかかるにしても、治療には根気が必要なので、出来れば、頭皮湿疹や乾燥肌にならないよう予防に努めたいものです。
そこで、本題の“シーブリーズは有効か”ということについて実験してみました。
予防について試すので、先ずは痒みを治さなければなりません。
今年は掻きむしるのを我慢して、少し湿疹が出るとすぐにムヒHDを付けてとりあえず治療しました。
なので、今年は皮膚科医にかからず済んでいます。
一応症状が治まったところで、毎日お風呂あがりに頭にもシーブリーズをつけてみました。
スッとして気持ちがいいです。
メントールの香りは好き嫌いが別れるところですが、私はキライではないです。
ところで、シーブリーズって頭につけてもいいのか?って疑問ですが、「アンティセプティック 全身薬用ローション」と書いてあるので、“頭も大丈夫”と私が勝手に判断しました。
なので、有効性・安全性ともに私の頭と身体での結果ですので、あくまでも参考に留めてください。
また、マネをして頭につけた結果、症状が悪化しても責任は負えませんので、自己責任で行なってください。
先ず、どうしてシーブリーズをつけてみようかと思ったかと言うと、シーブリーズは昔からひげそり後や日焼けのヒリヒリを沈める時などに愛用していました。
そして、効能の1つに「肌を健やかに保つ」というものが有ったので“これはもしや?”と思いました。
一応、メーカーが謳う効能を以下に載せておきます。
★スキントラブルの予防に - 肌を清潔に保ち、あせも・しもやけ・ひび・にきびを防ぐ。
★全身のマッサージに - 全身マッサージで肌をクールにひきしめます。
★スポーツ後に - アセのベタつきを取りのぞき、素肌爽快。
★日やけした肌に - ほてった肌を、心地よくクールに。
★ひげそり後に - 肌をシャキッとひきしめ、肌荒れを防止。
★リフレッシュしたい時に - 仕事や勉強、ドライブ時にスッキリ爽快リフレッシュ。
★あぶらっぽい肌に - 汚れやすい肌を、さっぱり清潔に。
★メイク落としの後に - 肌をスッキリと健やかに。
★入浴、シャワーの後に - 健やかに全身をリフレッシュ。
試してみた理由をもう1つ挙げると、以前は乾燥肌の予防に保湿クリームなどをつけていました。
しかし、クリームだとベタベタして、足の脛などの場合、服が汚れます。
これがイヤで、シーブリーズをつけてみたところ、これがすこぶる快調でベタベタもしないのに、乾燥肌の予防にも効いています。
コツはお風呂あがりに水滴を拭き取ったら、肌が乾燥する前にすぐ付けること。
また、忙しいですが朝、出勤前にもつけておきます。
乾燥肌なのですから、“乾燥させない事が大事”。当たり前ですが・・
1週間ほど続けた結果、足の脛も、パンツのゴムですれる腰周りも、頭も痒みが出にくくなった気がします。
薬は長期連用は出来ませんが、シーブリーズなら続けても大丈夫です。
最初に試して肌に合えばの話ですが。
稀にシーブリーズが肌に合わない方もいるようなので、おかしいと思ったらすぐに使用を中止することも大切です。
順序としては、先ずはシーブリーズで乾燥肌の予防→湿疹ができたらムヒHDやメディクイックHで治療→それでも掻いてしまったら皮膚科医を受診となります。
あくまでも、私の場合です。
最後になりましたが、詰替えの入れ物が洗剤の詰替えのようなパックになりましたね。
昔は、1リットルのゴツいプラボトルで、注ぎ口も大きくて詰替え時に“ゴボゴボ”っとよく溢れさせたものです。 (^_^;)
しかし、今は700mlで注ぎ口もストローのようになっているので、前ほどは溢れません。(たまにこぼしますが)
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