高倍率ズームのコンデジが欲しくなり、いろいろ探していました。
そして最終的に購入したのはPanasonic DMC-TZ60です。 “ニコンがいい”とか“キャノンが好き”とかメーカーにこだわりはないので、国内デジタルカメラメーカー全社のウェブサイトを渡り歩きました。
その中で、コンパクトで30倍ズーム機があったのはニコンとキャノンとパナソニックとソニーの4社(2014.8.20現在)でした。
今回、動画機能を重要視して機種選びをしたので、1080/60pプログレッシブの設定がなく、商品ページでの動画機能の説明も詳しく書かれていなかったニコンのS9700は残念ながら候補から外れます。
高倍率ズームのコンデジを探すきっかけになったのは、デジイチのSONY α65とTAMRONの高倍率ズームで腰を痛めてしまったためです??
この夏1泊2日の家族旅行で、上記のセットを斜め掛けタイプのバックパックに入れて歩いていただけなのに、体のバランスが崩れて腰痛発症。
右の肩だけに荷重がかかっていたのが良くなかったようで、普通のリュックなら大丈夫だったのかもしれません。年齢のせいでしょうか?
そしてこのデジイチ、日中の屋外ではものすごくキレイに写るのですが、室内や夜間では静止画もザラつくし、動画に至っては鑑賞に絶えないレベルなので、これならコンデジでもいいやと思い始めたわけです。
コンデジとデジイチの大きな差は、撮像素子の大きさから生まれる背景ボケ。
結局、ホームユースでポートレートを撮ることが多いかと言えばそれほどでもなく、コンデジでもズームすればある程度は背景もボケます。
使い方としては、家族でのイベントと子どもの運動会くらいなので、コンデジでも間に合います。
ただ、運動会を考えると、連写性能は高い方が良いですし、学芸会を考慮するとなれば、ある程度の高感度撮影もしたいです。
そこで先ず候補に挙がったのがCanonのPowerShot SX700 HS
PowerShot SX700 HSスペック
メーカーサイトの撮影サンプルは動画も静止画もCanonが一番多いです。
SONYもPanasonicも静止画が数枚あるだけで動画がありません。
動画サンプルを見る限り、SX700 HSもかなり暗い場面に強そうです。
ただ、連写機能がSONY・Panasonicよりだいぶ劣るので今回は見送りました。
最後まで残ったのがSONY DSC-HX60VとPanasonic DMC-TZ60
SONY DSC-HX60Vスペック
Panasonic DMC-TZ60スペック
スペック表を見比べても連写機能・最低被写体照度ともに同じレベルです。
最終的には実機を触って判断しようと思い、今回は下取りで有利なカメラのキタムラに行きました。
結果、選んだのはPanasonic DMC-TZ60
決め手は液晶モニターだけでなく電子ビューファインダーがあること。
液晶モニターだけだと老眼にはツライので・・・・
あとレンズの周りにコントロールリングがあり、レンジファインダー時代のような撮る楽しさも味わえるということも大きかったです。
下取りのα65はと言えば、箱・説明書もきれいでTAMRON B008とセットで4万円だったので、TZ60と液晶保護フィルムなどのアクセサリーを買ってもお釣りが来ました。
因みにセット品はこんな感じです。
撮影サンプル(静止画)
光学1倍
光学30倍
超解像ズーム60倍
光学1倍
光学1倍オートHDR(重ね撮り)
光学30倍
超解像ズーム60倍
高感度サンプル動画
ズームサンプル動画
Panasonic DMC-TZ60 のズーム性能サンプル動画です。
静止画の場合、光学30倍のところで一旦ズーム停止してまた動き出すのですが、動画の場合シームレスで超解像60倍までいってしまうので、それぞれ30倍→超解像60倍→1倍というように動かしています。
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