前回の記事で、DMC-TZ60の画像縦横比設定は3:2がおススメと書きましたが、今回はアルバムに収める時にも3:2のほうが有利というお話をします。
初夏にあった小学校の運動会や、夏の家族旅行の写真がだいぶ溜まりました。
パソコンで何重にもバックアップしてあっても、デジタルデータのままではみんなで見ることができません。
ウチでは、紆余曲折あって今はおうちプリントではなく、もっぱらオンラインプリントを利用しているという記事を以前に書きました。
そして、写真が届いたらアルバムに整理する番です。
アルバムは私たち夫婦用の他に、将来子どもたちが独立した時の為に長男用・長女用と色分けして、それぞれで①②③④・・・・というようにナンバリングしているということも書きました。
我が家でも、以前は昔ヒットしたフエルアルバムを使っていましたが、重いしかさばるので、今は殆どポケットアルバムです。
写真を整理しようとアルバムを出したところ、たくさんの写真がズッコケていました。 前は、コンデジの4:3の撮像素子を目一杯使ったほうが高画質と考えていたので、オンラインプリントでも4:3画像が収まるDSC判で注文していました。
しかし、このDSC判はサイズが89×119mmとL判(89×127mm)に比べて横が8 mmも短いのでポケットアルバムでズッコケる確率が高くなります。 アルバムに収めるには、やはりL判の方が有利ということがお分かり頂けたと思います。
このL判が3:2比率に近いというわけです。
また、オンラインプリントだとDSC判というモノがありますが、おうちプリントだとDSC判というプリント用紙は売っていません。
L判用紙を買って印刷する事になりますが、4:3画像だと上下が切れてしまいます。
赤ちゃんの写真などはアップで撮ることも多いかと思いますが、これだと頭が切れてしまったという経験をお持ちの方も多いのでは?
だったら最初から3:2に設定して撮影しましょうという話です。
そして今度は、このズッコケる原因ともなっているアルバムのパノラマポケットについて考えてみたいと思います。
今、この手のポケットアルバムを探しても、パノラマポケットが付いていないものは見つかりません。
しかし、この“パノラマポケット”いったいどれだけの人が使っているのでしょう?
パノラマ写真、昔は爆発的に流行りました。
先日、未来技術遺産に登録された“写ルンです”にも「写ルンですパノラマ」というものがありました。
画質が悪くても広範囲が写っている写真が珍しくて・・
最新コンデジDMC-TZ60にもパノラマ機能がありますが、使っていません。
意図的にパノラマ写真を撮る方は“作品”として撮るのだと思います。たぶん・・
なので、フエルアルバムなどに魅せるディスプレイを施して貼る事はあっても、ポケットアルバムに入れることは稀だと思いますが・・
この“稀にある”ケースの為に写真が入れにくい、またズッコケて使いづらいという事が起きるなら、パノラマポケットは廃止してもらいたいです。
試しに、全部塞いだL判専用とパノラマ専用を出したら、おそらくパノラマ専用は殆ど売れず、設備投資分を回収できないと思います。
メーカーさんもそれが分っているから両対応でお茶を濁しているのだと思いますが。
パノラマポケットをやめないにしても、L判がズッコケないような方策を考えてもらいたいものです。
最後になりましたが、ポケットアルバムの価格についてです。
L判360枚用の同じ仕様・同じメーカーのものでもAmazonで400円台~600円台と色々あります。
違いは?
これは仕様のどこにも書いてないのですが、あくまで私が使った経験では安いもの程写真を収めるポケットの透明度が低いような気がします。
ちょっと写真の本当の色やディティールが見えにくいというか・・
別に計測して数値化したわけではないので、確実なことは言えませんが。
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