最近、多くの車種に標準で装備されるようになったアイドリングストップ。
もちろんノア&ヴォクシーも、ハイブリッド車と最下位グレード以外では標準装備となっています。
近年、ほとんどのクルマがAT車になって坂道発進など気にもかけていなかったのですが、先日坂道発進を意識させる光景を目にしました。
2月に新型ノアの試乗に行ったという記事を書きましたが、結局買うことに決めて4月に納車されてから6ヶ月が過ぎました。
買ったのは写真と同じカラー、ボルドーマイカメタリックでグレードはXの4WDです。
4WDに決めたのは、たまにスキーにも行きたいし、温暖化の影響か最近太平洋側でもドカ雪が降る事が多くなった為です。
下取り車、2代目ノアにした時、「スタッドレスタイヤなら大丈夫だろう」と高をくくってFFを購入したら、(0代目?)タウンエースノア・フィールドツアラー4WDの時は平気だったスキー場の坂が登れないという事を経験して、3代目では4WDに戻そうと決めていました。
4WDでも外装にエンブレムなどの表示は一切なく、外見ではわかりません。
唯一分かるのは、ナビ上のマルチインフォメーションディスプレイに、エンジン始動時「Valve Matic 4WD」と表示される時です。
そして、冒頭の“坂道発進を意識させる光景”にはショッピングセンターの駐車場へ上がるスロープで遭遇しました。
1台前を走っている、他社の新型車が踊り場(と言えるのか、スロープの折り返し点の平らになっているところ)でいちいち停車しています。
その前の車が進んでずっと間隔が開いても、次の踊り場が空くまで発車しません。
いくらゲートを入れる順番が同じとは言え、外には駐車場待ちの長い渋滞ができているので、少しでも詰めてあげたいところですが。
その車も、どうやらアイドリングストップ付きらしいのです。
見た感じ、アイドリングストップからの始動中に坂道で後退するのが怖いらしく、踊り場で停車している模様。
他社製なのでわかりませんが、新しい車なので後退抑制装置とかも付いているのではないかと思われます。それが無いとしてもアイドリングストップの解除ボタンくらいはあるはずです。(説明書読んでないのか?販売店の営業さんも教えてあげればいいのに)
トヨタノアは?
もちろん、アイドリングストップの解除ボタンもありますし、「ヒルスタートアシストコントロール」という名前の後退抑制機能もあります。
なんでも「坂道での発進時、ブレーキからアクセルに踏み替える際に、ブレーキ油圧を保持することによって車両のずり落ちを緩和し、スムーズな発進を実現します」ということで、前述のような状況でも(加えてアイドリングストップ中でも)余裕を持ってブレーキからアクセルに踏み変えられます。
後退するようなことはありませんし、もちろんアクセルを踏むと速やかにブレーキ油圧解除となりますので、前進をじゃますることもありません。
今のクルマは本当に賢いですね!
余談ですが、トヨタのアイドリングストップ機能は「SMART STOP」という名前らしいです。
なんでもスマートをつけとけば良いというものでも無いと思いますが。(^_^;)
コメントを残す