昨年のMG7130 vs EP-806Aの比較に続き、今年もキャノンとエプソンの競合機種を比較してみたいと思います。
一応、わかりやすいように数値的に優れている方にメーカーカラーを付けておきます。
まず本体のカラーは
MG7530
エクリエベージュ・オレンジ・ブラウン・ブラック・ホワイトの5色
EP-807A
ブラック・ホワイト・レッドの3色
キャノンの方が2色多いので選択の幅は広がりますが、私としてはブラックとホワイトがあれば十分と思っているので、色に関しては“お好みでどうぞ”という程度です。
昔はプラスチックの質が悪かったので、“元々は白なのに紫外線やタバコの煙で黄ばんで汚らしい”プリンターやパソコンの筐体を目にしたものですが、最近はそのよう事も無いので白でも安心して選べます。
次が大きさ
MG7530
435×370×148(mm)
EP-807A
390×341×141(mm)
こちらはエプソンの方が圧倒的にコンパクトですね。
デザイン性で言ったらキャノンの方がスタイリッシュでインテリアにもマッチする気がします(私の主観です)が、エプソンなら狭いスペースにも遠慮なく置けそうです。
因みに、キャノンは昨年のMG7130と外観が一緒と思っていましたが、新型は幅が30㍉ほど小さくなっています。
次が解像度
MG7530
9600×2400 dpi
EP-807A
5760×1440dpi
解像度が高いほど、高精細のハッキリクッキリの写真が出来ます。
次に消費電力
MG7530
約17W
EP-807A
約20W
消費電力15%の差は今の時代には重要かもしれません。
次が稼働音
MG7530
約42.0dB
EP-807A
仕様表では未公開
私はどちらのメーカーも使ったことがありますが、どちらかと言えばエプソンは音も大きく、横揺れも多かった印象です。
最後はインク・用紙合計コスト
MG7530
15.5円/枚
EP-807A
約19.9円/枚
※共に大容量インク使用時・L版フチなし印刷
消費電力で見ても、印刷コストで見てもキャノンの方がお得なようです。
その他の機能に関しては、どちらも上下2段前面給紙でハガキとA4を差し替え無しで使えるので便利です。
昔の機種はハガキは後ろから差したので、うちのようにパソコンラックの上段にプリンターが置いてある場合は苦労しました。
また、どちらも無線LAN対応はもちろん、スマホ連携機能が強化されていて、スマホの写真を簡単に印刷できるようになっているのは時代の流れでしょう。
上記のスペック比較を見た限りでは、キャノンの方が高性能のような気もしますが、解像度にしても何にしても、人の目では判別が付かない世界なので実際にプリントしたものを見て、好みで選ぶのも良いでしょう。
デザインも人それぞれ好みがありますし。
今の時期、多くの家電量販店ではメーカーから販売員のかたが来てデモンストレーションをやっていることも多いです。
Web上だけの比較ではなく、実機を見て選ぶ事をおススメします。
ノジマなど、新しいプリンターを買うと、壊れたプリンターを無料で引き取ってくれるところもありますので。
昨年の記事では他社製互換インクについても注意点を書いているのでこちらも参考にしてください。
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