しばらく高倍率ズームのコンデジを使っていた私ですが、学芸会など、低照度での動画ズーミングが全く使い物にならないことが判明してしまったので、やはりデジイチに戻ってきました。
買ったのはSONY α77 II とTAMRON 16-300mm(B016)の組み合わせです!
Canon EOS 70D+SIGMA 18-300mmとどちらを買おうか、最後まで迷いました。
ネットでスペック表だけ見ても甲乙付けがたいので、ヨドバシ・アキバで実機を触って比べる事にしました。
まず、どうして高倍率ズームにこだわるのかということですが、エントリーモデルならダブルズームキットを買った方が安い場合も有りますが、ミドルハイ機となるとダブルズームキットも無いようですし、有ったとしても“レンズ交換が面倒くさい”とか“レンズを何本も持ち歩くのは重い”とか色々ありますが、私の場合1番の理由は“レンズ交換の際にミラーボックスにホコリが入るのがイヤ”ということです!
だったら、“高倍率ズームのコンデジでいいじゃん”と言われそうですが、前述のような理由と、やはり大きなイメージセンサーによる、背景のボケた立体感のある写真は魅力です。
そして、サードパーティ製の高倍率ズームを使うとなると、親和性の高いCanon+SIGMAかSONY+TAMRONということになってきます。
ヨドバシ・アキバに行っても、Canon のコーナーとSONYのコーナーを行ったり来たりして、最後まで悩みました。
私の場合、きれいな静止画も撮りたいけれど、ビデオを撮る機会も多いので動画性能も譲れません。
実機をいじってみた感想ですが、まずはSONY α77 II とTAMRON 16-300mm(B016) から。
以前、α65とTAMRON 18-270mm(B008)の組み合わせを使っていましたが、今回の(B016)は外観からしてガラッと変わっています。
派手な金色のラインは無くなり、至ってシンプルです。
しかし、2015年1月1日に行った時にはまだ(B016)ソニー用の見本は並んでいませんでした。(新品在庫は有り)
ただ、同じ時期に発売され、外観も同じですがフルサイズ対応の28-300mmの見本があったので、α77 II に装着して望遠端でフォーカスを試してみました。
もちろん、照明の明るいヨドバシの店内とはいえ、屋外とは違いレンズを下方向に振ればそこそこのテストは出来ます。
測距点79点のα77 II のフォーカスの速さもありますが、レンズの方も近く→遠く→近く→遠くと振ってみても、殆ど迷うこと無く追随していました。
これなら室内動画にも使えそうです。
そして今度はCanon EOS 70D とSIGMA 18-300mmの組み合わせです。
まずファインダー使用でのフォーカスですが、望遠端でα77 II と同じようなテストをしても、同等かそれ以上のスピードで被写体を的確にキャッチしています。
ところが、ライブビューに切り替えてみるとどうでしょう?
テレビCMではロウソクの光でも手前から奥へとフォーカスがキマっていたはずですが・・
望遠端でレンズを近く→遠く→近く→遠くと振ってみると、フォーカスが迷うどころか、どこかに行ったきり戻ってくる気配がありません。
“売り”のタッチフォーカスでと、液晶をタッチしても(フォーカス枠はちゃんと触ったところに動いているのに)レンズは動きません。
もしかしてサードパーティ製だから?純正だったらどう?とも思いましたが、私は高倍率ズームが欲しいのです。
結局、ライブビューのテストをして、一気に買う気が失せました。
※あくまでも私の個人的感想です
あくまでも私の感想ですが、静止画メインならCanon EOS 70Dがよろし。
動画も欲しいならα77 II といったところでしょうか。
フォーカス性能と連写性能はピカイチですから。
こういうことがあるので、やはり店舗に出向く事は重要ですね。
CMやメーカーサイトを見ただけでは分かりませんから。
また、店舗でいじくり回した挙げ句に、価格コム最安店で買うなどということも私はしません。店舗は店舗であってショールームではありませんから。
今回、もしネットショップで買っていたらα77 II と(B016)の合計金額を払うことになっていましたが、店舗では交渉次第で値引きも有りますので。
実際、今回も販売員のかたに相談したらセット値引きをしてくれました。
日常的にネットショッピングは利用していますが、やはり店舗での買い物は楽しいものです!
次回、次々回とサンプル画像やサンプル動画もアップしていきますのでご期待ください。
『カメラ』なので、訪問者のかたにしてみたら能書きより画質が1番気になるのではないかと・・
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