SONY α77 II+TAMRON 16-300mm(B016) で夜景などを撮る為に、しっかりした三脚が必要になり、ベルボン Sherpa 645 IIを買いました。
今回はデジイチと高倍率ズーム(望遠ズーム)用の三脚について安定性や使い勝手についてレポートしようと思います。
実を言うと、Sherpa 645 IIは最近買った2台目の三脚です。
昨年一時期、デジイチを手放して高倍率ズームのコンデジ を使っていて、“次に買うとしたらミラーレス一眼かな?”などと考えていたため、耐荷重が2kgのSLIK スプリントEX II Nを購入していました。
しかし、ミラーレス一眼だと高倍率ズームが無い為、望遠ズームを使うにはレンズを2本持ち3本持ちしなければならない事に気づき、最終的にSONY α77 II+TAMRON 16-300mm(B016)を購入したわけです。
この組み合わせをSLIK スプリントEX II Nに装着してみると?
総重量1.3 kgで耐荷重の2kgには収まっているのですが、どことなく頼りないです。
また、ワンハンドルな為、縦位置にするには雲台のネジを緩めてカメラを付け直さなければなりません。上下の角度を変えると尚さら不安定です。
この組み合わせで夜景撮影に持ちだしたところ、やはりブレました。
2秒セルフタイマーをかけてシャッターボタンを押したあと手を放して撮影したのですが、チョットの風で揺れてしまいます。
そのため、安定した写真が撮れるまで、何回もシャッターを切り直すことに・・・。
これでは夜景には使えないので、三脚の買い直しとなりました。
今度は失敗できないので、ヨドバシアキバに行ってじっくり触って選ぶことにしました。
最初、耐荷重3kgだし、角パイプで補強ステーまで付いているし値段も手頃なので、Velbon EX-640を狙って行ったのですが、やはり値段なりでいくつか気になる点が有ります。
まず補強ステーについてです。
メーカーのウェブページに有るように“3本の脚が同時に開くのでセッティングが速い”ということは認めますが、“開脚時の剛性”に関してはあまり寄与していないように見えます。
まず材質がプラスチック類ですし、最大に開脚した状態でも遊びがあります。
また雲台ですが、縦位置時SLIK スプリントEX II Nのようにカメラの取付方向を変える必要はないものの、小さなツマミだけでデジイチを支えるのには無理があります。
また、右が下になるように倒すので、カメラの基本的な構え方とは異なっています。
統一しないと、右が下や左が下の写真が出来てしまい、写真の整理がたいへんです。
最終的に予算オーバーでしたが、Velbon Sherpa 645 IIを選びました。
こういうものも、やはり実物を見ないと失敗する買い物ですね。
縦位置でも実に安定していますし、倒す方向も基本通り左が下です!
水準器もEX-640のように脚側に1つではなく、雲台に3つ付いているので縦位置でも横位置でも水平がとれます。
耐荷重は同じく3kgですが、やはり価格差があるだけのことはあって、安定性は別物です。
その分重量も580g重いですが。
三脚に関しては携帯性と安定性は反比例するので仕方の無いことです。
この三脚でしたら、憧れの白レンズにも使えそうですね。
買えませんけど・・
SLIK スプリントEX II Nはどうするかって?
捨ても売りもしません。
学芸会など、室内動画を撮るときにスペース考慮で使います。
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