実写版『シンデレラ』公開から1週間が経ってしまいましたが、娘と観に行ってきました。
ストーリーの本筋の部分はアニメ版と殆ど同じです。
しかし、満を持しての実写化ですから、映像も美しく、引き込まれる内容はまさにディズニーの魔法といったところ。
誰もが知っているストーリーなので、驚くような展開はありませんが、それを差し引いても一見の価値はあります!
展開の部分でアニメ版と違っていたのは“ガラスの靴が壊されるタイミング”くらいでしょうか。
アニメ版と最も違うのは、やはり前振りの部分ですね。
時間的にはそれほど長くはありませんが、シンデレラの幼少の頃からが描かれていて、父母に愛されて育ったということが詳細に語られています。
母が教えてくれた「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を胸に、一生懸命生きる姿を根底に物語は進行していきます。
知らない人がいない有名な物語なので、ここで長々とあらすじを書くような事は控えます。
感想としてはアニメ版の『シンデレラ』の(図太さも感じられるほどの)強さと明るさは、いかにもアメリカ的な印象を受けました。
それに対して実写版は、映像を含めた世界観がヨーロッパ的な感じがしました。(と言っても私はアメリカ本土にもヨーロッパにも行ったことが無いので、あくまでもイメージですが)
舞踏会のシーンでのカメラワークも宣伝通り秀逸で、とても美しく、シンデレラにとって、まさに夢のようなひと時がよく表されていました。
そして、先ほど書いた、“ガラスの靴が壊されるタイミング”の違いですが、ここで書いてしまうと、これから観る方はつまらなくなってしまうので、あえて書きません。
アニメを観てから実写版を観に行くか。
実写版を観てからアニメ版を買うかはあなたの自由です。
“ガラスの靴が壊されるタイミング”の違いについては、ご自分で楽しみに探してください。
付け加えますと、高畑充希さんと城田優さんの日本語吹き替えも、とてもよくマッチしていて素敵でした。
話題作りに、顔が知れている俳優さんを起用して「イメージぶち壊し」ということが多々ありますが、この作品でのお二人には当てはまりません。
そして、同時上映の『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』について少しだけ触れておきます。
映像も美しく、とても明るく楽しい作品ですが、取り立てて感動はありません。
ショートストーリーとしては、ベイマックスと同時上映だった、短編「愛犬とごちそう」の方が私は感動しました。
『アナと雪の女王』に関しては、製作が決まっている“正式な”続編を楽しみに待つとしましょう。
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