長年、使っているうちに遅くなったWindows 7パソコンを、買った時のような速さに戻す為の設定方法です。
第1回目の設定から順番通り行ってい頂くと、効率よく速さを取り戻す事が出来ますので参考にして下さい。
第3回目の今日は『システムの保護を無効にする』方法です。
システムの保護とは、システムに対する変更点を自動的に記録していく機能で、例えば新しいアプリケーションをインストールしたとか、Pictureの保存先を別の場所に移動したなどの変更点を記録しておき、不具合が起きた時に変更以前の状態に戻すことができるというものです。
しかし私の経験では、この機能を使っても不具合が解消しないことが多く、しかもこの機能が変更点を記録する際、非常に多くのディスク領域を消費します。
長年使い続けたパソコンでは5GB・10GBへいきで使っています。
不具合の無いことを確認の上、ドライブ丸ごとシステムイメージとしてバックアップを取っているので、私の場合はこの機能を無効にしています。
「システムの保護」~「復元」というものを使った事がない、また、そのような機能がある事を知らなかったというかたも、ムダなディスク領域を減らすという意味で無効にしても構わないと考えます。
それではここから、手順を図解していきます。
※注意:この設定を施して、パソコンに何らかの不具合が生じた場合でも、当サイトでは一切の責任を負いませんので、自己責任でお願い致します。
スタートボタン→コンピュータをクリック
開いたウィンドウの何も無いところで右クリック→プロパティをクリック
システムの保護をクリック
システムの保護タブのシステムで予約済みを選択して構成をクリック
システムの保護を無効にするにチェックを入れ適用をクリック
削除をクリック
続行をクリック
閉じるをクリック
OKをクリック
ローカルディスク(C:)(システム)を選択して構成をクリック
※私はローカルディスクをsystem に名前変更していますが、通常の環境ではローカルディスクとなっているはずです。
システムの保護を無効にするにチェックをいれ、適用をクリック
削除をクリック
続行をクリック
閉じるをクリック
OKをクリック
最低、「システムで予約済み」と「ローカルディスク(C:)(システム)」の2つは行いますが、他にもドライブがあれば同じ手順で無効にします。
以上が『システムの保護を無効にする』方法となります。
今後、変更点は記録されませんが、ムダにディスク領域を消費することもありません。
また、今まで消費していた領域も空き領域として戻ってきます。
次回、4回目は『ディスククリーンアップ』の方法です。
お楽しみに!
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