長年、使っているうちに遅くなったWindows 7パソコンを、買った時のような速さに戻す為の設定方法です。
第1回目の設定から順番通り行ってい頂くと、効率よく速さを取り戻す事が出来ますので参考にして下さい。
第5回目、最終回の設定は『ディスクデフラグ』の方法です。
第1回目の不要アプリの削除~第4回目のディスククリーンアップと、ムダに消費されたディスク領域を取り戻す方法を紹介してきました。
不要ファイルは削除され、ディスク領域には余裕ができたはずです。
しかし長年使ったパソコンは、ファイルの「保存」「削除」の繰り返しにより、1つのファイルのデータがハードディスクのあちこちに散らばった状態が発生しています。
この状態をフラグメンテーション(fragmentation)、断片化(だんぺんか)と言います。
実際にはもっと複雑ですが、イメージ的にはこのような事がハードディスク内で多数発生しているということです。
そこで有効なのが、断片化したデータをデータごとに端から並べ替えるディスクデフラグです。
それでは、ここからディスクデフラグの方法を図解していきます。
※注意:この設定を施して、パソコンに何らかの不具合が生じた場合でも、当サイトでは一切の責任を負いませんので、自己責任でお願い致します。
スタートボタン→コンピュータをクリック
ローカルディスク(C:)を選択して右クリック→プロパティをクリック
ツールタブの最適化するをクリック
ディスクを選択してディスクの最適化をクリック
上から順番に同じことを繰り返します。
SDカードなど、リムーバブルディスクは最適化できませんが、異常ではありませんので御心配なく。
閉じるをクリック
OKをクリック
このディスクデフラグが終わると、空いたハードディスクの端から順序良くデータが並べられるので、読み込み速度が速くなりパソコンの高速化につながります。
長年、ディスクデフラグを行っていないパソコンだと、かなり時間がかかることが予想されます。
第1回目でも書いていますが、ノートパソコンも必ずACアダプターを接続して行って下さい。
5回にわたり、遅くなったWindows 7 の高速化設定を図解してきましたが、しばらくすると同じような事が起きますので、その時はまた、このシリーズ記事を思い出して同じように処置して頂けると記事を書いた私としても嬉しいです。
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