何回かに分けてWindows 10の不具合とそれらの解消法について図解してきました。
そして前回「IE11で自動ログインできない場合の解消法」についての記事の中で、“うっかり” Windows 10にアップグレードしてしまったが「満足に動かない・使いにくい」のでやはりWindows 7に戻したいというかたの為に”その方法”を紹介するとお約束しました。
ところが、この「Windows 7に戻せる期間」が1ヶ月だということをご存知でしょうか。
本日は8月20日です。
7月29日から無料アップグレードが始まったので、早々とアップグレードしたかたは間もなくその期限となります。
メーカーパソコンで対応が追いつかず、何かの機能が動作しないので7に戻したいというかたも、一旦もどしておいてメーカー対応が追いついた頃、もう一度Windows 10にするという手もあります。(無償アップグレードは来年の7月までですが)
そこで、ここからWindows 10を7に戻す方法を図解していきます。
後は何度か再起動しながら戻していく事になると思います。(私は戻さないので、ここから先はやっていません)
しかし、この機能を使って戻すにも注意点があります。
手順6の「知っておくべきこと」にも載っていますが、この手の操作では何が起こるか分らないため、始める前に写真・動画・音楽などの、必要なユーザーファイルは必ず“外付けハードディスク”などにバックアップしておきましょう。
ノートパソコンなど、物理的に1つしかハードディスクが無い場合、パーティションが切ってあって見かけ上2つのドライブになっていても、誤って上書きされたら“思い出”すべてが真っ白です!
また、この“7に戻す”機能は私は信用していないシステムの復元というものを使っている為、けっこう危ういと思います。
そして、もちろんこの機能を使って復元出来るのは、7からアップグレード・インストールで10になったパソコンだけです。
.isoファイルを焼いたDVDなどのインストールメディアでクリーンインストールした場合は、7の状態でシステムイメージを作っていない限り戻すことはできません。
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