前回、Windows 10 クリーンインストール時の注意点について書きましたが、クリーンインストール時には、アップグレード時には無かった不具合が発生することもあります。
そのひとつが前回紹介した“SMバスコントローラーのドライバーが見つからない”でした。
今回は、Windows 10 をクリーンインストールしたらQuickTimeの最新版がインストール出来ない不具合についての解消法です。
一般的に、“QuickTimeダウンロード”や“QuickTimeインストール”などのキーワードで検索して出てくるページは、Appleで最新版のQuickTimeをダウンロードするためのページです。
2015年9月24日現在の最新版のバージョンは7.78.80.95となっています。
この最新版をインストールしようとすると上図のようなメッセージが出て、インストールできずに終わってしまいます。
そもそもWindowsパソコンでQuickTimeって必要?
WindowsパソコンにはWindows Media Playerも入っているし、高機能の(例えば私が使っているCyberLink Power DVDなど)DVD、BDプレーヤーソフトなら、たいていの動画ファイルや音楽ファイルから画像ファイルのスライドショーまでと、多様な形式のファイルが再生できます。
実際、私もQuickTimePlayerを使って動画や音楽を視聴したことがありません。
しかし、ビデオ編集ソフトや音声編集ソフトの中には、QuickTime にしかパッケージされていないコーデックを使うものが少なくありません。
ビデオ編集や音声の編集をするかたは、念の為にインストールしておきたいところ。
Windows 10では最新版はインストールできないので、別のバージョンをインストールする必要があります。
うちの環境では7.7.6が正常にインストールできました。
ここが QuickTime 7.7.6ダウンロード場所へのリンクです。
※2015.10.16現在、最新版は7.78.80.95ではなく、7.7.8になっていて、上で私が紹介した7.7.6があるはずのリンク先も7.7.8に切り替わっています。
今度の最新版はWindows 10にも問題なくインストール出来ることを実際に試して確認しました。
使用環境
OS:Windows 10 Pro 64bit
PCケース:BitFenix Ronin
マザーボード:ASUS Z97-PRO
CPU:intel Core i7-4790K
CPUクーラー:Scythe阿修羅
メモリ:Kingston HX324C11SRK2/16×2 合計32GB
グラフィックスボード:なし(CPU内蔵GPU)
システム用SSD:Crucial CT512MX100SSD1
ビデオ編集用SSD:intel SSDSA2MH080G2C1
データ用HDD:WesternDigital WD30EZRX
バックアップ用HDD:WesternDigital WD20EARS
バックアップ用HDD:HITACHI Deakstar 0S03357
光学ドライブ:PIONEER BDR-209XJBK2
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