今回は、私がクイズ動画のチャンネルで公開しているアハ!ムービーの作り方について詳しく解説していきます。
無料ソフトを使ってアハ!ムービーを作成する方法もたくさん公開されているようですが、やはり無料なので、機能には限りがあります。
例えばテンプレートが貧弱だったり、多数のアプリケーションを行ったり来たりと、手順が複雑な上、見栄えのするアハ!ムービーを作成するには多くの労力を必要とします。
そこで今回は、CyberLink PhotoDirector7とCyberLink PowerDirector14を使用してアハ!ムービーを作成する方法を公開します。
一度、動画のひな形を作ってしまえば、次回から驚くほど簡単に作ることができますし、見栄えのするフルHDのアハ!ムービーを出力できるので、アハ!ムービーを量産してYou Tubeでの公開を考えているかたには2本で2~3万の出費は高くは無いと思います。
それではここから図解していきます。
写真の加工方法
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まずは元となる画像のファイル名をbに変えておきます。
bにする理由は後ほど明らかにします。
画像bを右クリック→CyberLink PhotoDirector7で開くをクリック
CyberLink PhotoDirector7には、いろいろな画像加工ツールがありますが、今回は分かり易いように、コンテンツ解析除去を使います。
どのような編集機能があるかは、ご自身でいろいろ試してみましょう。
デスクトップなど、分かり易い保存場所を指定して、カスタム名を付け、再圧縮しないにチェックを入れ、書き出しをクリック
アハ!ムービーの作成方法
CyberLink PowerDirector14を起動します
同じように、bを右クリック→クリップの属性→所要時間をクリック
先頭で放すと、ショートカットメニューが出てくるので、クロスフェードを選択
アハ!ムービー基本形の出来上がりです
この設定では、20秒かけて徐々に画像が変化し、変化しきった画像を5秒見せています。
前後の写真をいろいろな秒数に変えて試した結果、この設定が1番自然に画面遷移しました。
また、加工画像が前で、元画像が後ろなのは、少しでも不自然さがある加工画像を静止画として後ろで5秒見せると、ネタバレしやすくなるためです。
ひな形さえ出来上がってしまえば、あとは元画像をbに、加工画像をaに名前変更した写真を同じディレクトリに用意するだけで、何本ものアハ!ムービーを作成することができます。
写真を用意し、ひな形から起動するだけで、すでに動画の編集作業は終了です。
オンスクリーンタイトルや、答え画像の秒数などは、下に貼り付けた動画の中で詳しく解説していますので、参考にしてください。
注意点としては、ひな形を作るとき、3:2(一眼比率)の写真を使用したらずっと3:2で、4:3(コンデジ比率)の写真を使用したらずっと4:3を使用しないと、動画の体裁がくずれてアハ!ムービーとして成り立たなくなります。
プレビューで確認が済んだら、動画として書き出しましょう。
出力をクリック→XAVC Sをクリック→MP4を選択→XAVC S 1920×1080/60p(27Mbps)を選択
You Tube対応のファイル形式で、60pはXAVC SのMP4が最適です。
60pの半分のコマ数の30pだと、カクカクしてネタバレしやすくなります。
出力はデスクトップなど分かり易い場所に、分かり易い名前で設定し、開始をクリックします。
できた動画はそのままYou Tubeにアップロードすることができます。
アップロードする際の注意点は、BGMに使用許可の無いポピュラーミュージックなどを使用していないか確認することです。
せっかく苦労してアハ!ムービーを仕上げても、ヒット曲などを使用していると、“音声がブロックされる”“Adsenseが使用できない”“アップロードで弾かれる”などの不具合が生じます。
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