私は以前の記事の中で、“液晶保護フィルム貼りの名人”だということを自慢して、かつ、何れ上手な液晶保護フィルムの貼り方をupするということを約束していました。
そして今回、息子がどうしてもiPhone 6sが欲しいと言うもので、しぶしぶ買い換えたのですが、そのiPhone 6sを使い、液晶保護フィルムを上手に貼る方法を図解できるようになりました。(zenfone5は買い取り行きになってしまいます・・)
今回はたまたまiPhone 6sですが、今まで同様の貼り方で、カメラや携帯などの液晶保護フィルムを、1ミリのホコリも僅かな気泡も入れることなくキレイに貼ってきたので、その方法をお伝えします。
カメラでもタブレットでも基本は同じなので、参考にして頂けたら嬉しいです。
今回使用した保護フィルムは“BSIP15FT [iPhone 6/6s用 防指紋フィルム スムース] ”
このフィルムは剥離シートが3分割されていて、とても貼りやすい製品です。
最近の液晶保護フィルムは3分割とまではいかなくても、2分割になっていたり、フチに仮止めできるテープが付いていたりと、昔では考えられないほど貼りやすくなっています。
今回は3分割製品を使っていますが、基本は同じです。
用意するものは、濡らして固く絞ったマイクロファイバーの雑巾(ディスカウント店でも百均でも売っています)とブロア(こちらも百均にあり)です。
そして、大事な注意点ですが、冬場、暖房(エアコン)がガンガンに点いている部屋はホコリも舞っているし、静電気も発生してフィルムに付着するので、出来れば加湿をして、エアコンを消した上で作業することが望ましいです。
まず、作業するテーブルを固く絞った台布巾で拭き、ホコリを取っておきます。
それでは貼っていきましょう。
一旦、剥離シートをはがしてしまうと、ホコリが付着しないうちに一気に作業する必要があるので、説明書は作業しながら読み進めるのではなく、最初に目を通して手順を把握しておきます。
フィルムを台紙に固定しているセロテープは、思わぬ失敗につながるので、予めはがして捨ててしまいましょう。
剥離シートが付いたまま、本体に乗せて貼る位置を確認します。
通常、液晶の幅よりほんの僅か、小さくできているので、余白が均等になるようシミュレーションしておきます。
固く絞ったマイクロファイバークロスで表面の油分やホコリを拭き取ります。
さらに、保護フィルムに付属のクリーニングクロスで乾拭きします。
この製品はホコリ取りシールまで付いているので、微細なホコリがあれば吸着して取ります。(付いていない製品の場合は、プラスチック製付箋の粘着部を使うと良いです。セロテープだと、のりが強すぎて画面に残ってしまいますので)
最終的に保護フィルムや剥離シートの裏・表、そして本体に付いたホコリをブロアで吹き飛ばします。
保護フィルムの粘着面に触らないよう注意して、保護フィルムの真ん中の剥離シートだけをはがします。
ホコリに注意しながら、2番目の剥離シートをはがして貼り付けます。
この時、高く持ち上げると、最初に貼った真ん中部分が剥がれて、せっかく決まった位置がズレてしまいますので要注意!
気泡が入ったら、粘着が強まる前に内側からフチに向かって押し出します。
途中、ホコリが入ってしまったらブロアで吹き出します。
この時、間違っても中心に向かって吹かないように。ホコリを粘着部に押し込んでしまいますので。
ホコリも気泡も入れずにキレイに貼れました。(写真に写っている微細なホコリは後から液晶の外側に降ってきたものです)
もし貼り終わったあとに、ホコリが入っている事に気がついた場合、端を爪などで”こじって”持ち上げると、角が折れたり、皮脂が付いたりして使い物にならなくなります。
そのような時は爪などでこじらず、セロテープを貼ってホコリのある場所まで持ち上げ、ホコリ取りシールで取り除きます。
この時、ホコリは必ず液晶保護フィルム側の粘着面に付いているので、指が触れないように要注意。
また、セロテープを貼るときは、液晶の中心側に折り返しを作っておくと剥がしやすいです。
折り返しを外側に作ると、剥がすとき、また保護フィルムが捲れてしまいますので。
以上が、液晶保護フィルムをキレイに貼る方法の全てです。
かく言う私も最初の頃は失敗の連続で、しょっちゅう粘着面に指紋を付けてダメにしたりしていたので、昔は予め同じものを2~3枚まとめて買ったりしていました。
さすがに今は1枚しか買いません。
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