以前、使い込んで遅くなったWindows 7パソコンを速くする方法について5回に渡り特集をしました。
遅くなったWindows 7 を速くする方法! (1)不要アプリケーションソフトの削除・図解
遅くなったWindows 7 を速くする方法! (2)不要な視覚効果の解除方法・図解
遅くなったWindows 7 を速くする方法! (3)システムの保護を無効に・図解
遅くなったWindows 7 を速くする方法! (4)ディスククリーンアップ・図解
遅くなったWindows 7 を速くする方法! (5)ディスクデフラグ・図解
今回は、”7”の時と若干手順が変わった、2番目の「不要な視覚効果の解除方法」についてWindows 10用に図解していきます。
それ以外の4項目は”7”と大差ない手順で設定できます。
上記を参考に設定しておけば、より快適に使えると思いますので、合わせて実行しておきましょう。
Windowsは初期の頃から、不要なアニメーション効果がたくさん用いられています。
例えば、ウィンドウを開く時に徐々に浮かび上がってきたり、ウィンドウを最大化・最小化する時にだんだん大きくなったり・小さくなったり、”ヒント”がポワ~ンと出てポワ~ンと引っ込んだり、マウスポインタの下に影をつけたり・・・
これらの効果はうっとうしくも感じられますし、効果のためにCPUやGPUのパワーも消費し、待ち時間が発生します。
非力なタブレットなら尚更です。
このアニメーション効果を無効にすることで、パソコンやタブレットの体感速度はグッと速くなります。
それではここから「不要な視覚効果の解除方法」を図解していきます。
スタートボタンを右クリック→システムをクリック
システムの詳細設定をクリック
システムのプロパティ画面の詳細設定タブで、パフォーマンスの項の設定ボタンをクリック
パフォーマンスオプションの視覚効果タブのカスタムにチェック→赤で囲んだ3項目のみチェックを入れ(それ以外は外す)下の方にスクロール
更に一番下だけチェックを入れ(全部でチェックを入れたのは4項目のみ)OKをクリック
元の画面でOKをクリック
これで、ウィンドウ表示もサッと出て、サッと消えるなど体感速度は格段に上がったはずです。
チェックを残した4項目は、フォルダ内の写真や動画のサムネイル表示などで、チェックを外してしまうと少し不便が生じる項目ですので、あえて残しました。
※これらの設定はあくまでも一般的な環境での設定です。あらゆる環境での動作は保証できませんので、すべては自己責任でお願い致します。
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