先日、自作パソコン用のケースを高品位アルミケースに交換した際、裏配線だとCPU補助電源のケーブルが届かないという記事を書きました。
結果的に表側を通すことになり、見た目が良くありません。
まあ、エアフロー的にはそれほど影響はありませんが、自作erとしては気分が良くないので交換することにしました。
前回の記事で書いたように、裏配線にするにはCPU補助電源ケーブルの長さが650mmは必要です。
その条件で探すと、ざっと調べた感じではSeasonic SS-760XP2Sのシリーズ(容量違い)かCorsair HX750iのシリーズくらいです。
しかし、Seasonic SS-760XP2SはASUSと相性問題が発生しやすいと口コミにあったため、必然的にCorsair HX750iを選ぶことになりました。
購入したのは秋葉原のツクモDOS/Vパソコン館です。
店舗で購入したらネット価格より2,000円ほど高かったですが、いろいろ確認したいこともあったので、足を運びました。
何と言っても、ここには熟練スタッフが多いので安心です。
開封時の注意点は、ラミネートフィルムの外側に貼り付けてある保証書シールを破いたり、フィルムと一緒に捨ててしまわないようにすること。
輸入元のリンクスインターナショナルの名前が入っているもので、正規品に限り何と7年もの長期保証が付いています。
同梱物はこんな感じです。
CorsairLinkというアプリのCDは付いておらず、メーカーサイトからのダウンロードです。
本体の質感は、私が数々使ってきた電源の中では最も高級感に溢れています。
奥行きが180mmあるので、電源位置が上のものや小さめのケースでは注意が必要です。
80+ Platinumを取得しているので、高効率かつ低発熱です。
Zero RPM Fan Modeを搭載していて、負荷率が40%より小さいときはファンレス稼働なので実に静かです。
念のため交換保証も付けましたが、もちろんコイル鳴きなどありません。
搭載した結果、裏配線も十分届き見た目もスッキリ!
裏をまわしても、まだ余裕があります。
ATX24pinもキレイに配線できました。
これは裏側です。
一見、乱雑なようですが、SATAケーブルなどシールドされているとはいえ、なるべく鋭角に折り曲げないように配慮した結果です。
ケーブルは全て取り外し可能なフルモジュラー式のため、不要なケーブルでエアフローを妨げることもありません。
日本メーカー製105℃電解コンデンサを使用しているし、ハードは素晴らしく大満足です!
ただ、残念なのはマニュアルとアプリです。
コルセアは1994年に設立されたアメリカの会社ですが、マニュアルに日本語表記はありません。
CorsairLinkという監視アプリも、言語選択のドロップダウンリストにJapaneseはありません。
試しにコルセアのホームページも確認してみましたが、やはり日本語では読ませたくないようです。
このグローバルな時代に・・
現状は知りませんが、ロシアやフランスなどが日本より自作パソコン人口が多いとは思えないのですが。
また、アプリのHOME画面の情報も、ファンを4つ付けていても3つまでしか拾ってくれなかったり、ストレージも全て表示されなかったりと中途半端です。
まあ、殆どの情報はASUSマザーボードのアプリで確認できるので良しとしますが、CorsairLinkは大げさなアプリの割に、電源ファンの調整くらいにしか使えないのは残念です。
製品に関しての詳しい情報と、保証はリンクスインターナショナルがバッチリ面倒みてくれるので、メーカーの情報不足はガマンすることにしましょう。
使用環境
OS:Windows 10 Pro 64bit
PCケース:abee AS Enclosure Z3
マザーボード:ASUS Z97-PRO
CPU:intel Core i7-4790K
CPUクーラー:Scythe阿修羅
メモリ:Kingston HX324C11SRK2/16×2 合計32GB
グラフィックスボード:MSI R7 370 2GD5T OC
システム用SSD:Crucial CT512MX100SSD1
ビデオ編集用SSD:intel SSDSA2MH080G2C1
データ用HDD:WesternDigital WD30EZRX
バックアップ用HDD:WesternDigital WD20EARS
バックアップ用HDD:HITACHI Deakstar 0S03357
光学ドライブ:PIONEER BDR-209XJBK2
電源:Corsair HX750i
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