前回、α6300で通常使用なら RAWを現像するよりJPEGの方が手間なくキレイという内容の記事を載せました。
しかし、JPEGはすでに圧縮されたファイルなので、RAWよりいじるには不向きという事も書きました。
というわけで、撮影後になるべく加工しないで済むよう、今回はPLフィルターのレポートです。
購入したのは、Kenko 67S PRO1D plus WIDEBAND サーキュラーPL(W)です。
まずはこちらがフィルターなしの画像です。
α6300でプログラムオートで撮影しています。
次がPLフィルターありの画像です。
フィルター使用以外は同じ条件で撮影しました。
PLフィルター使用ではコントラストがアップして、雲などがクッキリ写っている事が分かると思います。
光の乱反射を抑え、コントラストアップ効果があるPLフィルターですが、さすがに湿度が高い夏の、ガスった空気まで取り除く事はできません。
それでは、PLフィルターの基本的な使用法についてです。
PLフィルターはレンズに装着しても、外枠だけ回転します。
一眼(ミラーレス含む)なら効果を確認しながら回す事もできますが、日中、明るい場所では分かりづらい場合が多いです。
そこで、▽のマークを光源の方向に向けて使うことになります。
例えば、太陽が前方上とか後方上など上の円周上にある場合は、▽を真上にして、右方に太陽があれば▽を右にします。
ただ、フードを付けているとこのマークが見えにくい!
そこで私は、フードを付けていても正面から見えるように、カッターでキズを入れました。
フィルターは買い取りの対象にはなりませんし、特にPLフィルターは紫外線で偏光膜が劣化するので消耗品です。オークションにも出せません。
これでフードの隙間から無理に覗きこまなくても、容易に▽マークの位置を確認できます。
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