Windows 10 配信1周年を記念して、2016年8月初旬より配布が始まった“Windows 10 Anniversary Update”ですが、不具合が多いので(私の環境だけ?)以前のバージョンに戻しました。
今回は、Anniversary Updateで更新して不具合が起こったかた向けに、以前のバージョンへの戻し方を解説していきます。
Anniversary Updateは、まだ自動更新では入ってこないので、マイクロソフトのサイトから手動でインストールすることになります。
珍しいモノが好きな私なので、早速インストールしてみました。
今までのバージョンにはありませんでしたが、スタートメニューの左側に最初から「すべてのアプリ」が表示されていて便利です。
また、今まではedgeでお気に入りをピン留めしても、edgeを開きなおすとピン留め解除されていたものが、Anniversary Updateにするとピン留めが継続しているのも嬉しいです。
便利な機能が増えたのは良いのですが、不具合も多くなり、泣く泣く以前のバージョンに戻す事になってしまいました。
不具合の例としては、「エクセル」ファイルをダブルクリックしても、開くまで30秒以上かかったり、Windows Live Mailでメールチェック中に“予期せぬ不具合が起こりました”というメッセージが出て、何通ものメールが開けなくなってしまったりなどがあります。
また、新しいデバイスを追加したわけでもないのに、デバイスマネージャに「不明なデバイス」も現れてしまいました。
これは私の環境だけなのか?
パソコンのスペックは低くはないと思うのですが・・
使用環境
OS:Windows 10 Pro 64bit
PCケース:abee AS Enclosure Z3
マザーボード:ASUS Z97-PRO
CPU:intel Core i7-4790K
CPUクーラー:Scythe阿修羅
メモリ:Kingston HX324C11SRK2/16×2 合計32GB
グラフィックスボード:CPU内蔵GPU
システム用SSD:Crucial CT512MX100SSD1
ビデオ編集用SSD:intel SSDSA2MH080G2C1
データ用HDD:WesternDigital WD30EZRX
バックアップ用HDD:WesternDigital WD20EARS
バックアップ用NAS:WDBAGX0060HWT-JESN
光学ドライブ:PIONEER BDR-209XJBK2
電源:Corsair HX750i
それでは、ここからが以前のバージョンに戻す手順です。
「スタートボタン」をクリック
「設定」をクリック
「更新とセキュリティ」をクリック
「更新の履歴」をクリック
「回復オプション」をクリック
以前のビルドに戻すの下の「開始する」をクリック
不具合の理由にチェックを入れて「次へ」をクリック
「チェックしない」をクリック
「次へ」をクリック
内容を確認したら(アップグレード時、コルタナを使ってマイクロソフトにログインする設定になっていた場合、パソコンにログインする設定に戻る場合がありますので、その時のパスワードが必要となります。(同じものを使いまわしなら問題なし))「次へ」をクリック
「以前のビルドに戻す」をクリック
以上で回復動作が始まります。
アップグレード時は4~5回再起動して、20分以上かかりましたが、元のバージョンに戻す場合は短時間で(5分の1くらい?)終わります。
※この機能を使って以前のバージョンに戻せる期間は10日間だけらしいです。
アニバーサリーアップデートを試したい方は、その前にAcronisやNOVAなどのバックアップソフトを使って、ドライブ丸ごとシステムイメージとしてバックアップする事を強くおすすめします。
アニバーサリーアップデートは暫く様子見にしておいたほうが良いかもしれません。
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