場所を取らずに、レバーをひねるだけできれいな水が出てくる“ビルトイン浄水器”便利ですよね。
ウチも新築戸建てを買った時に備え付けられていたので、便利に10年ほど使っていました。
もちろん、フィルターはメーカー推奨の交換期限毎にちゃんと交換していました。
ところが意外なところに落とし穴が有りました!!
福島第一原発の事故のあと、東東京・金町浄水場の水からも放射性ヨウ素が検出されたりして、“安全な水”への関心が一気に高まった昨今。
福島の事故直後は、スーパーのミネラルウォーター売り場に長蛇の列ができたのは記憶に新しいところ。一部売り場では水を奪い合ってケンカになる騒ぎも有りました。
最近ではウォーターサーバーも大流行で、扱う会社も乱立しているようです。
町を歩けば、クリクラやアクアクララ等の宅配車を見ない日は無いほどになりました。
各社、重い水を家まで届けてくれて1260円/12Lほどですから、自販機で500mlのペットボトルを100円くらいで買うのと比較すれば安く思えます。
ただ、それとは別にウォーターサーバーのレンタル料が1500円前後かかります。
本当に“おいしい水”を飲みたい、子どもに“安全な水”を飲ませたいと思えば安いものかも知れません。
「置く場所」があれば家庭に合った会社を選んで上手に利用したいものです。
ただ私がいつも思うのは、ウォーターサーバーに
“温水機能って必要?”ということです。
有れば有ったで便利かもしれませんが、料理に最初からお湯を使うシチュエーションて、それほど多くない気がします。コーヒーメーカーも水からだし・・・
使うとしたら“焼酎のお湯割り”?
たまにしか使わない機能に“電気”を使うのはもったいないような気もします。
原発が全部止っていて化石燃料バンバン燃やしてるのに。
冷却と温めが1つの装置の中にあるので、1ヶ月の電気代も各社平均
1000円前後です。
話をビルトイン浄水器に戻します。
冒頭でも書いたとおり、場所を取らずにレバーをひねるだけできれいな水が出てくるビルトイン浄水器。
一見、フィルターさえ期限を守って交換していれば“あとは手間要らず”と思いがちですが、そこに大きな落とし穴が!
それはある“きっかけ”から発見したのですが、その“きっかけ”が無ければずっと“安全ではない水”を飲み続けた可能が有ります。
ある日、浄水器の蛇口から出る水が乱れていたので、出口の整流金具が曲がったかと思い、直そうと指を入れてみました。
すると“ヌルっと”した感触が・・・そうです、蛇口の中が水垢(雑菌)でドロドロになっていました。
塩素などの殺菌成分も取り除かれているので、雑菌が繁殖しやすくなる為です。
よく、冷凍冷蔵庫の自動製氷器には“浄水器の水”を使わない方が良いと言われますが同じ理由です。
と、いうことは浄水器本体から蛇口まで続くパイプの中もドロドロ!?
パイプまで外して中を洗浄することもできないので、それ以降この浄水器は封印して使っていません。
据置型は邪魔だし、蛇口式はなかなか合う形状の物が見つからないし、ポット式は面倒だし・・・
解決法が見つからず、“雑菌まみれの水”よりはと、今は“金町浄水場の水”をそのまま使っています。
東京都水道局の水、けっこう美味しいです。
毎日、大量摂取するわけでもないので当面はこれでいいかも。
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