Windows 10の正式リリースから1周年を迎えた、2016年8月2日に配信開始になった「Windows 10 Anniversary Update」
私も検証の為、自動配信前にマイクロソフトのページから手動でインストールしてみました。
ところが、配信直後はExcelなどオフィスソフトを開く時に異常に時間がかかったり、Windows LiveMailで、メールを開く時に不具合が起きてメールの中身が消失してしまったり、多数の不具合があり、正常に動かなかったため、仕方なく以前のバージョンに戻して使っていました。
しかし、アニバーサリーアップデートにも“スタートボタンからすぐにその他のアプリを起動”できたり“Edgeでもお気に入りをピン留め”できたりと便利な面もたくさんあります。
そこで5ヶ月が過ぎた今、不具合が解消されていないか再度インストールして検証しました。
不具合が起きていたのは一部の環境のようで、systemをSSDに置き、アプリやデータを別ドライブに保存しているという、まさにウチの環境だったわけですが、マイクロソフトも不具合を把握していたということで、5ヶ月が経ち、もう解消されているのでは?考えたわけです。
ウチのWindows10のグレードはProなので、アップグレードの延期を設定していたため、前述のダウンロードページから手動でインストール。
インストール直後は8月の時と同様、デバイスマネージャには「不明なデバイス」も現れていました。
そして、この時点ではWindows Live Mailをクリックしても起動しなかったのですが、もう1度再起動するとちゃんと起動し、個々のメールも不具合なく開けるようになりました。
アップデート前より、Word・Excel・PowerDirectorなど全てのアプリケーションで、起動が格段に速くなった感じもします。
これは、アップデート配信後に多くの不具合情報が寄せられ、マイクロソフト側が不具合を把握して修正した結果です。
このように、大規模アップデートの時には予期せぬ不具合が起きるので、「システムイメージのバックアップと復元」ができる知識と環境が無いかたは、初期段階では様子見が賢明なのかもしれません。
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