家じゅうの時計の電波時計化完了に続き、昨年末にやっと家じゅうの照明のLED化が終わりました。
長寿命で低消費電力のLEDですが、値段が高価という点がLED化の足かせになっていました。
しかし、時代は白熱電球の生産終了から、政府の方針として蛍光灯も段々とやめる方向へ、ということで、ここに来て価格もかなりこなれてきました。
LED化の第一歩として、交換が簡単な洗面所やトイレから。
だいたいE26口金の電球が付いていたはずですから(高級な邸宅はシャンデリアかも?)、同じ明るさで消費電力の少ない電球型蛍光灯へ、そして、電球型LEDへと変遷していきます。
電球型蛍光灯の弱点は、すぐに明るくならないという事もあり、ついちょっとの間ならと点けっぱなしに。
ところが、LEDはスイッチを入れるとすぐに明るくなる上、蛍光灯や白熱電球のようにスイッチON-OFFによる短寿命化が起こらない為、こまめな入り・切りができて更に節電につながります。
良いこと尽くめのLEDですが、色々な種類があるので用途に合ったものを選ばないと後で後悔することに。
私も最初の頃、良く考えないで買って失敗しました。
電球型LEDには直下型・広配光型・全配光型があり、更に密閉形器具対応とそうでない物があります。
直下型はダウンライトなどに使い、読書灯用途などで真下だけを照らしたい時に向いています。
私は最初、これを洗面所に付けてしまったものですから、鏡も顔も暗く、影ばかりが目立ち髭剃りもドライヤーもやりにくい・・・
洗面所は絶対に
全配光型がおすすめです。
洗面所では、天井や壁からの反射光が大事です。
反射によって全体的に軟らかな明るさになります。
このような理由から、トイレも
少なくとも広配光型、できれば洗面所と同じ全配光型が良いと思います。
トイレに直下型を付けると、「考える人」の彫刻のようなイメージになってしまいます(^_^;)
お風呂場の照明は、
広配光型でも十分ですが、熱が篭もる為、密閉形器具対応が必須です。
また、カバーの内側にぶつからないよう、内寸より少なくとも1㎝は短い必要があるので、今まで付いていた電球の全長を測っておく事も大事です。
階段や廊下灯は
E17口金の(ネジ込部分が細い)ものが多いので注意が必要です。
いよいよ、最後はリビングなどのシーリングライトですが、ウチは最初から蛍光灯のシーリングライトが付いていたので、器具ごと交換が必要と思い丸ごと購入。
しかも、建売り住宅で電線を照明器具に直接ぶっ挿してあったため、
引掛シーリングを購入して工事しなければなりませんでした。
私はたまたま、(仕事は全く関係ないのですが)第二種電気工事士の資格を持っているので5分程ブレーカーを落とし自分でやりましたが、資格が無い場合は危険なので、電器屋さんに頼まなければなりません。
“器具は安くなったけれど、工事頼むと高いよな~”と思っていたら、アイリスオーヤマから、こんな素晴らしい製品が出ていました!
なんと!今使っている器具は替えずに、ランプだけ蛍光灯からLEDに替えられます。
さすがに、出来上がったシーリングライトのように、気分に合わせて暖色~寒色に変える事はできませんが、今まで使っていた蛍光灯と同じように、昼光色・昼白色・電球色の3種類がありますし、付属のリモコンで明るさも変えられ、常夜灯も使えるので不便はありません。(現に、リビングに付けたシーリングライトも明るさは変えますが、色を変える事は殆どありません)
サイズも32形+40形・30形+40形・30形+32形・30形+30形と各種あり、今までの器具に合わせて選べます。
32形+40形などとなっていますが、実際にはランプは1本で、大きさはそれぞれ大きい方に合わせてあります。
1本で1本分から2本分までの明るさ調整ができるというわけです。
また、各種アダプターも最初から付属しているため、これだけ買えばシーリングライトやペンダントライトなど様々な器具に取り付け可能です。
取り付け方はAmazonの商品ページに写真入りで解説があります。
※前述の建売り住宅の我が家のように、器具に直接ぶっ挿してある場合は、予め引掛シーリング工事などが必要となります。確認の上ご購入ください。
器具丸ごと替えるわけではないので、ゴミの減量にもつながります。
このようないわゆる“スキマ商品”は大手電機メーカーにはない発想ですね。
ペットフードやホースリールなど、色々なジャンルの製品を手がけ、小回りの利く“アイリスオーヤマ”素敵です!
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