今回はASUS PRIME Z370-Aを使用しての自作で、疑問に思った点をレポートしようと思います。
タイトルである「ケースファンは2個しか付かない?」ですが、結論から先に言うと5pinのコネクターにつなぐ拡張カードを買わなくても、回転数制御できるファンが4個付きます。
回転数の制御ができない1個を含めれば5個のケースファンをつなぐことができます。
スペック表を見ると、「2 x Chassis Fan connector(s) (2 x 4 -pin)」と書いてあります。
私は、ケースファンとして吸気用にフロントが2個、排気用にリアとトップに1個ずつの計4個を付けています。
今まで何台も自作してきて、ずっとマザーボードはASUS一筋できましたが、“ケースファンが2個しか付かないのかあ”と思い、一時は真剣にケースファンコネクターが4つあるMSIにしようかと考えたほどです。
しかし、よく考えると今までASUSのマザーボードでは相性問題など起きた事がありませんし(他メーカーは使ったことがないので、他メーカーに相性問題が多いと言っているわけではありません)、Q-connectorに代表される自作が楽にできるようサポートしてくれるツールも満載なので、やはり離れる事はできません。
どうしてもダメなら“拡張カードを買えばいいか”と思いこのマザーボードを購入しました。
そしてファンを繋いだコネクターはこんな感じです。
CHA_FAN1→→→FRONT_FAN 上
M.2_FAN→→→→FRONT_FAN 下
CHA_FAN2→→→TOP_FAN
AIO_PUMP→→→REAR_FAN
BIOSのファンの名前は変えられませんが、マザーボードのユーティリティーソフトAI Suite 3のFan Xpert 4 ではM.2_FANは名前の変更もできますし、普通のケースファンとして回転数を制御することもできます。
AIO_PUMPに繋いだリアファンはさすがに名前の変更はできませんが、ポイントをドラッグして任意の回転数を設定する事ができます。
因みに、CPU OPT Fan connectorにも繋いでみましたが、こちらはFan Xpert 4にも表示されませんし、CPU Fan連動で回転数も決まってしまいますので、ケースファンとして使うのはおすすめしません。
とりあえずケースファン4個まででしたら、安心してこのマザーボードを購入してください。
使用環境
OS : Windows 10 Pro 64bit
PCケース:abee AS Enclosure Z3
マザーボード:ASUS PRIME Z370-A
CPU : intel Core i7-8700K
CPUクーラー : Scythe阿修羅
メモリ : Corsair CMR16GX4M2C3000C15×2 合計32GB
グラフィックスボード:CPU内蔵GPU
システム用SSD:SAMSUNG 960EVO MZ-V6E500B/IT
ビデオ編集用SSD:Crucial CT512MX100SSD1
データ用HDD:WesternDigital WD30EZRX
バックアップ用HDD:WesternDigital WD20EARS
バックアップ用NAS:WDBAGX0060HWT-JESN
光学ドライブ:PIONEER BDR-209XJBK2
電源:Corsair HX750i
コメントを残す