日本の建売住宅、激しい雨を想定してない!?

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 屋上の防水塗装が傷んできたので自分で塗ってみました。
 1999年に木造モルタル建築の建売住宅を買って、19年の間に防水塗装をするのはこれで3回目です。
 さすがに、足場を組まなければならない外壁は自分ではできませんが、歩いて上がれる屋上やベランダは自分で塗れば安上がりです。
 10㎡弱の屋上でも、プロに頼めば15万前後かかってしまいます。


 まずは、塗装前の汚れ落としから始まって、防水塗装は2度塗りなので、塗って乾かしてはエアコンの室外機を移動してを何度も繰り返し、けっこう大変な作業でしたが仕上がりにはまあ満足しています。

 自分で塗装していて気がついたことなのですが、日本の建売住宅は激しい雨を想定していないのですね。

 この床の立ち上がりから内壁へと続く部分、私は塗料を塗りましたが、最初は内壁の下端がベニヤまる出しで塗装がされていませんでした。
 屋上のこの写真の部分は一応コーキングが入れてありますが、2階のベランダなどはベニヤが見えているうえにコーキングなしで隙間も開いていました。

簡略図のため、柱や断熱材は省略しています。

 外断熱で壁の中の湿気を逃がすために、わざと開けてあるという節(ふし)もありますが、最近のゲリラ豪雨の時などは、打ちつけた雨が跳ね返り、この隙間から入ってしまい、柱が腐ってしまうなどという事態も起こりえます。
 立ち上がり部分が高ければ、雨も入らないのでしょうけど。
 何しろ、温暖化で最近の日本は温帯から亜熱帯気候に変わりつつありますので。

 木造モルタルだと、外壁も何度塗ってもすぐヒビ割れしてきたので、こちらは業者に頼んで塗装の上からサイディングボードを貼ってもらいました。
 最近では、モルタル壁の上から貼れる、美しくて軽いサイディングボードが多数出ています。

 業者を選ぶ際は、大手の比較サイトで、やって欲しい作業内容などを入力すれば、匿名で相談や見積もりができるので、手を上げてくれた業者さんの中から1番その作業が得意そうなところを選べば安心です。
 業者さんにも得手不得手がありますので。
 不得手な作業を依頼すると、その作業部分は外注に出してしまい、結局費用が多くかかってしまいます。

 手を上げてくれた業者さんのホームページを見れば、何をメインにしている業者さんかだいたいわかります。
 

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