CyberLink PowerDirector 16 にQuadroは役に立つか!?

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 ビデオ編集での作業時間短縮のためと思い、 Quadro を初導入したわけですが、果たして貢献してくれたのでしょうか?

 私は、軽快な動きと初心者でも分かりやすいインターフェース、豊富なエフェクトなどが気に入って、ずっとCyberLinkのPowerDirectorシリーズを使っています。
 現在のバージョンはPowerDirector 16です。

ということは、このアプリケーションで効果がなければ意味がないわけです。

 アドビのPremiereなどでは、GPU 高速処理対応としてQuadroの名前も上がっていますが、PowerDirectorのシステム要件には明記されていません。


 それでは、これから検証していきたいと思います。
 映像ソースはSONY α6500 のXAVC S 4K 24Pで撮影した1分ほどの動画。
 これをPowerDirectorのタイムラインに5つ並べ、全ての間にトランジションを挿入、5分ピッタリに編集。

 それを、同じXAVC S 4K 24Pで出力します。

 まずはハードウェア支援なし CPUの使用率は全コアとも40~60%で推移、CPUの周波数は4700MHzまで上がっています。

 出力された動画がこちらです。
 5分の動画を出力するのにかかった時間は6:05で、やはり6コア12スレッドの8700Kはすごいです。
 4790Kの時は、この状況で熱で落ちてしまいましたので。
 出力された動画は空にはかなりのシャギーが出てしまいましたが、You Tubeにアップしたことで補正されてしまったようです。

 次が、CUDAのハードウェア支援を使ったもの もちろん、CUDA関連まで全てのドライバー類を入れ、「グラフィックスニーズとコンピューティングニーズに使用する」を選択しています。 CPUの使用率は10~40%前後とコアによってまちまち、周波数は時おり5000MHzにも達しますが、P620のGPU使用率は僅か0.4%前後。

 出力された動画がこちらです。
 5分の動画を出力するのにかかった時間は5:35で、ハードウェア支援なしと同じくらいのシャギーが出ていましたが、こちらもYou Tubeにアップしたことで補正されています。

  最後が、CPU内蔵GPUによるQuickSyncVideoを使用したもの  CPUの使用率は5~40%前後とコアによってまちまち、しかし、CPUの周波数は4700MHz止まりで、GPUの周波数は1100MHzまで上がっています。

出力された動画がこちらです。
 5分の動画を出力するのにかかった時間は5:54で、シャギーは3つの動画の中で一番少ない印象です。

 出力された動画の画質、時間の短縮割合などを総合的に比べた結果、Quadro P620の導入はコストに見合わなかったようです。
 最初はミドルクラスのQuadroを検討していましたが、エントリークラスのP620にしておいて良かったです。
 P620のディスプレイポートから映し出される映像はとてもきれいだし、いつか4Kモニターにした時にも使えそうなので、一応装着したままにしておきますが、PowerDirectorでのレンダリング時はCPU内蔵GPUに切り替えてQuick Sync Videoを使おうと思います。

 PowerDirector環境で、これからグラボを選ぼうとしている方がCore i7-8700Kを使っているなら、(ピンポイントな条件ですが)余計な出費はしないほうが良いかもしれません。

使用環境
OS : Windows 10 Pro 64bit
PCケース:abee AS Enclosure Z3
マザーボード:ASUS PRIME Z370-A
CPU : intel Core i7-8700K
CPUクーラー : Scythe阿修羅
メモリ : Corsair CMR16GX4M2C3000C15×2 合計32GB
グラフィックスボード:EQP620-2GER
システム用SSD:SAMSUNG 960EVO MZ-V6E500B/IT
ビデオ編集用SSD:Crucial CT512MX100SSD1
データ用HDD:WesternDigital WD30EZRX
バックアップ用HDD:WesternDigital WD20EARS
バックアップ用NAS:WDBAGX0060HWT-JESN
光学ドライブ:PIONEER BDR-209XJBK2
電源:Corsair HX750i
モニター:RDT233WX-Z
 

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最後までお読み頂きありがとうございます m(_ _)m

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