頭皮湿疹の薬でお馴染みの“メディクイックH”と“ムヒHD”を使い比べてみました。
薬ですので効果については、人それぞれ合う、合わないが有ると思います。
また、Amazonでは直接販売していませんので出品者から買う形となります。
価格についても出品者によりまちまちです。
Amazonが発送する商品は現在、国内配送料無料ですが、出品者から買う場合、送料についても無料のお店と有料のお店がありますので、こちらも考慮の上購入しましょう。
ということで、今回は“使い勝手”を中心にレポートしてみます。
頭皮湿疹の原因はストレス・乾燥・皮脂汚れなど様々です。
私も7~9月の湿度が高い季節は全く発生せず、薬も忘れて過ごせました。
ところが、寒くなり乾燥してきた途端、イヤな頭皮湿疹が再発しました。
そこで活躍するのが頭皮湿疹の薬です。
「メディクイックH」と「ムヒHD」、薬の成分は共通の物もありますし、それぞれ独自の物もあります。
中でも「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(アンテドラッグステロイド)」という成分はどちらにも使われています。
ステロイドは非常によく効く成分ですが、強すぎるし使い続けると更に強いものでないと効かなくなると言われます。
そのため患部ではより効果が高く、患部以外では作用のおだやかなものが望まれてきました。
そこで開発されたのがプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルなどのアンテドラッグステロイドと呼ばれる成分。患部では効果を発揮し、体内に吸収されると分解して、低活性の物質にかわります。
薬の長期連用は避けたいものですが、これである程度は安心して使い続けられます。
さて、使い勝手についてですが、両方とも使用した経験からレポートします。
まずは「メディクイックH」です。
こちらはスプレーなので肌に触れません。清潔に使えます。
なので、家族で使い回しがききます。
ウチでも私と中学生の息子が頭皮湿疹(私は乾燥とストレス、息子は皮脂過多が原因ですが)なので、使い回しができると便利です。
14mlのレギュラーサイズの他に30ml入り大容量タイプも発売されているので、家族で使う場合はそちらの方が経済的です。
スプレーですが、よほど大量にかけないかぎり、液ダレすることもありません。
ただ、使った感想としては減りが早いです。
スプレーなので、近づけて使ってもある程度は広範囲に広がります。
注意書きに“髪の毛を持ち上げて幹部に直接使用”とありますが、それでも髪の毛にも付きますし、頭の後ろなどは見えないので、関係ないところに吹きかけてしまうこともあります。スプレーなので、噴射する時は息も止める必要がありました。
直接肌に触れないので、少し掻いてしまって頭皮に傷が有っても使うことは出来ます。
一方の「ムヒHD」ですが、ピンポイントで幹部に塗布するので髪の毛も汚れませんし、患部でないところに付ける心配もありません。当然、減りも遅いです。
ただ、15mlのレギュラーサイズのみで、大容量タイプはありません。
※現在は、30ml に増量され、価格据え置きでお得になっています。
私はなるべく掻かないように気をつけて、痒くなったら早めに塗布するので、今は「ムヒHD」で落ち着いています。
掻いてしまったら、かなり雑菌が繁殖していると考えられるので使いません。(いくら殺菌剤が入っているとはいえ)
もっとも、スプレータイプの「メディクイックH」も掻きむしったところに付けることは出来ますが、経験上、掻いて“ジュクジュク”と“かさぶた”を繰り返す頃になると、いくら市販薬を塗布しても効き目がありません。
初期段階で“痒いと思ったらすぐ付ける”ことが第一です。これは両製品に言えることです。
“ジュクジュク”と“かさぶた”の頃になるとかなり雑菌が繁殖しているので、抗生剤などを服用した上で、医師処方の塗り薬を付けるというように内面・外面から治療しないと治りませんでした。
これも人によって違うと思いますが、市販薬を暫く使用しても繰り返す場合は早めに皮膚科医を受診しましょう。
市販薬と処方薬、必要に応じて上手く使い分けたいものです。
※最近、頭皮湿疹の予防に効果があるシャンプーに出会えました!「メディクイックH」も「ムヒHD」も使わず寒風吹き荒ぶ真冬に突入、記録更新中!
今回は頭皮湿疹になってしまった場合の対処法を書いてきたわけですが、予防法も考えてみましたので、よろしければご参考まで。
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